児童書

2023年08月18日

モモ。忘れられない本。

モモを読んでから実は10か月くらい。
いまだに、昨日のことのように
新鮮に心に残って、
ふとした時に思い出す。

時間泥棒。

10か月経って、また読みたくなった本。

モモに出会えたことに感謝。
児童書なのに、この影響力。

モモ (岩波少年文庫)
大島 かおり
岩波書店
2017-07-20



これは絶対に読んでほしい1冊




vonny at 14:03|PermalinkComments(0)

2020年12月03日

小さなスズメから大きな勇気がもらえる

The Little Bird who Held the Sky Up with his Feet
Anand, Paro
Rupa Publications India
2013-02-01

The Little Bird who Held the Sky Up with his Feet

ページ数:98
★★★☆☆

感想
読みやすい1冊
小さなスズメが恐怖で押しつぶされそうになりながらも
勇敢に雨雲ギャングに立ち向かっていく姿は
勇気をもらえます。

★3つの理由は、内容がシンプルで良かったけど
もうひとひねり欲しかったかなって思った


あらすじ
毎年ひどい自然災害を起こし、
沢山の死者を出し、
動物たちが苦しむのを
楽しんでいる雨雲ギャングを
小さな1羽のスズメが
森の動物たちの命を守るために
立ち向かって、撃退する話。






vonny at 16:04|PermalinkComments(0)

2018年09月27日

A girl called owl Amy wilson

A Girl Called Owl
Amy Wilson
Macmillan Children's Books
2017-01-26




面白い本だった!
ファンタジーな本で、
自然界の妖精が出てくるんだけど、
人間と妖精の間に生まれた子供が
一度も会ったことのない、
おとぎ話の中にしか出てこない父親に
森の中で出会う。
自分の体に起こる説明のつかない現象が、
やっとこれで納得がいく結果となった。

助っ人が2名。
主人公の少女アウルと同じように
妖精と人間の子供Alberic
100%人間の子供で
世話好きで友達思いのMalloryちゃん。
この二人が居なかったら、
アウルは成し遂げなかったんじゃないかな。

このお話し、父に会ってからが本番。

ファンタジーだけあって、
色々と人間離れしているところが面白い。
氷を自由に操るところとか、
手がフロスティになったり、
寒さを感じなかったり、
精霊ではジャックフロストや
北風の精霊Boreasが
雪合戦してるシーンが
とても想像力豊かで面白かった。
その他に精霊の世界に住む木々、
5月の妖精、秋の妖精、湖の女神、
大きな木のグリーンマン
色んなものが出てきます。

友情、裏切り、怒り、孤独、信頼、愛、
色々な感情を経験して、
アウル自信もそうだけど、
アウルの友達も巻き込んで、
成長していきます。


読みやすかった。


vonny at 14:51|PermalinkComments(0)

2018年02月08日

神が全てだったマチルダが、現実と向き合い、本当の人生を学んでいく



Matilda Bone
Karen Cushman
Clarion Books
2000-10-16

Matilda Bone - Karen Cushman
ページ数:178
年齢:8-12歳


感想
Karen Cushmanの描写する
古いイギリスの世界観が好き。

14世紀の庶民の生活に
触れあうことができる1冊。
目を閉じると、光景が浮かび上がる。

神様フリークのマチルダが
色々と経験を積み重ね、
葛藤しながらも少しずつ
神から自立していく

人生、神様が全てじゃない

心の成長になる一冊
超おすすめ


あらすじ
神父に育てられたマチルダは、
教養があり、敬虔なキリスト教徒で、
毎日お祈りを捧げて生きてきた。

ある日突然、神父の仕事の都合で、
マチルダは接骨医の女性ペグの助手として、
接骨院を手伝うことになる。

100%宗教的な暮らしから身分の低い階級へ。

マチルダは接骨院や薬局、ヒル治療、
理容師(床屋は医療行為をしていた)
などが集まるストリートで接骨医ペグのもと
色々と学び成長していくことになる。

マチルダが今まで信じて生きてきたことが、
覆されることもあり、心の中で神様に対する葛藤があり、
神はこの世のすべてを決めているわけじゃないと気づき始める。
マチルダは、経験を積み、何が良くて悪いのか、
臨機応変に判断できるようになってくる。
そして、真実を見る目を身に着けていく。



vonny at 12:23|PermalinkComments(0)

2017年02月06日

殺意たっぷりなおばあちゃん!- Granny

Granny (English Edition)
Horowitz, Anthony
Puffin Books
2009-01-08


Granny - Anthony Horowitz

ページ数:180
年齢:8-12歳

感想
グラニーの殺意が怖かった~
でも面白かった!

最強に意地悪でわがままで
恐ろしいグラニー(お婆ちゃん)の話。
こんな怖いお婆ちゃんいたら、家に帰りたくない。

あらすじ
主人公ジョーが直面する
数々のグラニーの悪行を誰にも話せなくて、
誰にも助けを求められなくて、
グラニーは着々とジョーを殺すための準備に入る。
ジョーはまさか自分が若返りのための薬の材料とは知らず、
グラニーにまんまとハメられ、Golden Granny Awardへ着いていってしまう。
その会場では、ジョーの公開処刑が行われる場所でした。
公開処刑が始まる瞬間、突然停電して、誰かが助け出してくれた。
それは、グラニーに暗殺されたはずの、、、、。


グラニーの執着心は恐ろしいものがある。

これ、映画にしたら面白いかも! 
 

vonny at 08:30|PermalinkComments(0)